自らの手に感謝の言葉を
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
2011/11/12
By:
対象商品:ソフトチューブカップ ソフト
はじめに断っておきたいのは、私はこの商品を勧めるつもりはないし、またいたずらに貶めるつもりもないということだ。私が感じた正直な感想を書きたい。
初めてオナホを購入し、高鳴る胸を抑えつつ恭しく風呂場でそれを開封、事を終えて最初に考えたのは、「自分の手の方が気持ちいいのではないか」というものだった。
よく工夫された構造の製品であるのは分かる。
ローションを持続させるために内部にスポンジを仕込んでおり、実際に最後まで快適な使用感を保てた。内部全体に配されたイボイボは優しく自身を撫であげ、強すぎない刺激で快感を誘う。
天井部分の穴を指で塞ぐことによって内部の負圧をコントロールし好みの締め付けを探ることが可能。本体が軟質素材であるため自分の手の力加減で刺激をコントロールすることさえできる。実によくできている。使い捨てとは言え、この価格帯でよくぞここまで突き詰めたものだ。その点は素直に賛辞の言葉を送りたい。
他の商品を見渡せば、高価なオナホほど複雑な内部構造になっているようだ。懐に余裕があれば更なる高みを目指す事、自分に合った製品にたどり着くことはさほど難しくはないだろう。Amazonを筆頭とするネット通販のシステムがそれを手軽に可能にした。
男とは常に次のステージを求め続ける生き物である。そのために時間と金に糸目をつけず追求する行為を否定するつもりは毛頭ない。自身の嗜好を満足させる製品を探すのも一興というものである。
しかしそれを理解し、あくまで私個人の感想と付け加えた上で言うならば、今一度、自らの手を使ったオナニーへと回帰すべき時ではないだろうか。
オナホの快楽とは、「新鮮さ」という言葉に集約されるように思う。「新鮮さ」とは裏を返せばいずれ飽きがくる事を意味する。「新鮮さ」を求め続ければそれこそ欲求の赴くがまま、強い刺激を求め続ける際限のない旅路となろう。その反面、懐は痛む上に現実の女性では満足できない体になってしまう。男の我を通した代償としてはあまりに大きすぎる損失ではないか。
そういったことを沈思黙考した結果、その危険を冒すことなく、最小のリスクで、自由度が高く、快楽の追求が可能な「手」という名のオナホを再評価したくなったのだ。
私は今後オナホを使うことなく、自分自身の肉体をそれそのものによって愛でようと思う。その技術を練り上げる喜びと興奮、原始の衝動を辿る旅を、思春期の頃の焦がれるような想いを携えて満喫したい。
この結論に辿りつけたことが私にとっての最大の収穫であった。それはおそらくこの製品のせいではなく、どの製品だろうと私は同じ感想を持ったろう。
批判か賞賛かの二者択一以外の感想も存在することをここに示し、常に中立の立場でありたいとの想いから★は3つとする。
なお、このレビューはいわゆる賢者タイムに書かれたものだということを追記しておく。ぶっちゃけ連続で3回はイッたね。
ご清聴ありがとうございました



